2018年11月

Fedora で Linux デスクトップ。

Fedora 29 で Linux デスクトップをしてみた時のメモです。

Linux デスクトップの選択肢としては当然 Ubuntu もあるのですが、Ubuntu って Debian 系で、僕は Debian 系を使ったことがないので、RedHat 系の Fedora にしています。

ただ、Fedora はサポート期間が一年ぐらいしかないので、またインストールする時のために自分用にやる事をメモったページです。

旧バージョンがインストールされていれば、dnf upgrade でも可ですが、僕はいつもクリーンインストールしています。なんか、サッパリするので。

インストールはネットインストールをしています。ネットインストールだと最新のパッケージでインストールされるので、特に間が空いた時に dnf update で長時間待たされることがありません。また、インストールイメージ iso のサイズも小さいので、1GB 以上の USB メモリがあればインストール可能です。

iso をダウンロードする。

ココからリンクをたどって Fedora Workstation の 64-bit ネットインストールイメージ ( 593 MB ) をダウンロードする。

USB メモリに書き込む。

iso をブート可能な状態で USB メモリに書き込みます。

【Windows】
USBWriter を使っています。
参考(使い方)
USBWriter - k本的に無料ソフト・フリーソフト

【Linux (Fedora)】
《警告!》
この手順を実行すると、USB メモリ上にあるデータはすべて破棄されます。警告は発せられません
このため、正しいドライブを指定していること、またドライブに保存の必要があるデータが含まれていないことを必ず確認しておいてください。

1)デバイス名を知る。
USB メモリをシステムに挿入して dmesg コマンドを実行。
末尾の方に、今 USB を挿入したことを示すメッセージが表示されているので、接続デバイスの名前をメモしておきます。
この例の場合、sdb がデバイス名です。

$ dmesg
・・・
・・・
・・・
[ 2282.976250] sd 2:0:0:0: [sdb] Attached SCSI removable disk
・・・

2)デバイスがマウントされていないことを確認する。
以下から root で。
findmnt コマンドと前の手順でメモしておいたデバイス名を使います。デバイス名が sdb なら、コマンドは次のようになります。

# findmnt /dev/sdb

何も出力されなければ次の手順に進むことができます。
何らかの出力がある場合は、デバイスが自動的にマウントされたことを示しているため、次に進む前にそのデバイスをアンマウントしておく必要があります。出力の例を示します。

# findmnt /dev/sdb
TARGET   SOURCE   FSTYPE  OPTIONS
/mnt/iso /dev/sdb iso9660 ro,relatime

TARGET のコラムをメモしておきます。次に umount コマンドを使ってデバイスをアンマウントします。

# umount /mnt/iso

3)dd コマンドを使ってインストール用の ISO イメージを 直接 USB メモリに書き込む。

書式
# dd if=/path/to/image.iso of=/dev/device bs=blocksize
/path/to/image.iso にはダウンロードした ISO イメージファイルの完全パスを入れてください。
device には前の手順の dmesg コマンドで確認したデバイス名を入れます。
blocksize には書き込みのプロセスが迅速に行われるよう適当なブロックサイズを入力します (512k など)。bs パラメーターはオプションですが、このオプションを使用するとプロセス速度を大幅に向上させることができます。
なお、進捗バーは表示されません。

[root@fedora29 ~]# dd if=/home/user/Downloads/Fedora-Workstation-netinst-x86_64-29-1.2.iso of=/dev/sdb bs=512k
1186+0 レコード入力
1186+0 レコード出力
621805568 bytes (622 MB, 593 MiB) copied, 3.94467 s, 158 MB/s
[root@fedora29 ~]#

USB メモリからブート。

USB メモリを差して PC の電源をオン。適当なキーを押して Boot Menu を出し、USB メモリからブートするようにする。

【参考】(ってゆうか個人的なメモ)
・Dell Inspiron 1520
Boot Menu : F12 キー⇒「USB Storage Device」を選択。
・HP Compaq nc4400 Notebook PC
Boot Menu : F9 キー⇒「USB Hard Disk」を選択。
・HP ProBook 430 G1
Boot Menu : F9 キー⇒「USB Hard Drive 1」を選択。

Fedora 29 をインストール。

1)「Install Fedora 29」を選択。

2)「インストール先(D)」で領域を確認する。
デバイスの選択→「完了(D)」
旧バージョンの Fedora がインストールされている等、インストールするための領域が不足していると「インストールオプション」の画面になる。
「領域の再利用(R)」クリックで「ディスク領域の再利用」の画面。
全ての領域を使用するなら、「すべて削除(A)」→「再利用(R)」

3)「ネットワークとホスト名(N)」でホスト名を決める。

4)「インストールの開始(B)」

5)インストール中に「root パスワード(R)」の設定と「ユーザーの作成(U)」をする。

日本語設定。

再起動後の設定で、「入力(キーボードレイアウトや入力メソッドの選択)」は「日本語(かな漢字)」を選択。

「設定」→「Region & Language」で以下を確認。

ディレクトリ名を英語表記にする。

[fedora@fedora29 ~]$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

とりあえず。

SELinuxの無効化。

[root@fedora29 ~]# setenforce 0

SELINUX=disabled にする。

[root@fedora29 ~]# vi /etc/sysconfig/selinux

rpmfusion リポジトリ追加。

[root@fedora29 ~]# dnf install https://download1.rpmfusion.org/free/fedora/rpmfusion-free-release-$(rpm -E %fedora).noarch.rpm https://download1.rpmfusion.org/nonfree/fedora/rpmfusion-nonfree-release-$(rpm -E %fedora).noarch.rpm

開発ツールパッケージ群はインストールしておく。

[root@fedora29 ~]# dnf -y groupinstall "Development tools"

あと、僕は nkf を使うので、

[root@fedora29 ~]# dnf -y install nkf

動画,音声の再生。

Gstreamer のプラグインをインストール。

[root@fedora29 ~]# dnf install gstreamer-ffmpeg gstreamer-plugins-ugly gstreamer-plugins-bad gstreamer-plugins-bad-free-extras gstreamer-plugins-bad-nonfree

Gstreamer1 関連もインストール。

[root@fedora29 ~]# dnf install gstreamer1-libav gstreamer1-plugins-bad-free-extras gstreamer1-plugins-bad-freeworld gstreamer1-plugins-base-tools gstreamer1-plugins-good-extras gstreamer1-plugins-ugly gstreamer1-plugins-bad-free gstreamer1-plugins-good gstreamer1-plugins-base gstreamer1

VLC media player をインストール。

[root@fedora29 ~]# dnf install vlc

市販のDVDを観るなら、libdvdcss が必要。RPM resource libdvdcss

[root@fedora29 ~]# rpm -ivh https://www.rpmfind.net/linux/sourceforge/u/un/unitedrpms/29/x86_64/libdvdcss-1.4.2-2.fc29.x86_64.rpm

Dropbox をインストール。

Linux マシンに Dropbox をインストール」へアクセス↓

アップデート。

[root@fedora29 ~]# dnf -y update

Wine をインストールして ID Manager を使う。

Wine は dnf でイケるので。

[root@fedora29 ~]# dnf install wine

ID Manager (インストーラー付き)EXE形式をダウンロード。
「プログラムで開く」で「Wine Windowsプログラムローダー」を選択してインストール。

●「winecfg」を弄ると文字化けするので弄らない方が良いです。

Google Chrome &拡張機能をインストール。

[Chrome インストール]

Linux 版 Chrome のダウンロードページ

User Agent 偽装用に「User-Agent Switcher」を入れてます。

(ちなみにあなたの今のユーザーエージェントは、→ユーザーエージェントを表示

それと、「Speed Dial 2」を使っています。便利なので。

そして、Chrome の拡張機能「楽天ウェブ検索」を http://toolbar.rakuten.co.jp/ から。

トップバーに日付が入るようにする。

Tweak Tool をインストール。

[root@fedora29 ~]# dnf install gnome-tweak-tool

場所は、「アクティビティ」 > 「アプリケーションを表示する」 > 「Tweaks」です。
いろいろ出来るカスタマイズ・ツールですが、僕はトップバーに日付が入るようにしただけです。(^^ゞ

あれ?日付の表示が変ですな。(11月13日(火)20:00)

初めは、最大化,最小化のボタンがないとか、タスクバーがないとか、に少し戸惑いましたが、慣れちゃうと無くても良いかっていう感じになりますわ。
今までほとんど使ったことのない「Super キー(Windows キー)」のショートカットで僕は O.K. ですね。
ウィンドウの切り替え:Super + Tab
英数日本語の切り替え:Super + Space

gedit にプラグインを導入する。

[root@fedora29 ~]# dnf install gedit-plugins

「設定」は gedit のメニューバーではなく、タスクボタン(?)にあります。
↓↓↓↓↓

gFTP をインストール。

[root@fedora29 ~]# dnf -y install gftp

これ、FTP も SSH も使えるので良いです。

IPv6で接続にいって、相手がIPv6対応でないと、以下のエラーが出ます。
エラー: ソケットから読み込めませんでした: 通信端点が接続されていません
「IPv6 サポートを有効にする」のチェックをはずし、無効とします。

SSH の秘密鍵は、「id_rsa」という名にし、「~/.ssh/id_rsa」に置けば、特に秘密鍵の場所指定をしなくても接続出来ます。
なお、秘密鍵格納ディレクトリ「~/.ssh」のパーミッションは「700」,秘密鍵「id_rsa」のパーミッションは「600」とします。

ちなみに、scp コマンドを使ってファイル転送をする場合は、(ローカルリモートホスト

$ scp /home/fedora/index.html remoteuser@remote.wave440.com:/var/www/html/

…みたいに。
※ディレクトリを転送するには、-r オプションをつける。
※リモートホスト→ローカルの転送は順番を逆にする。

ついでに、ssh コマンドは、

$ ssh remoteuser@remote.wave440.com

…みたいに。

【Fedora23(64bit)】
※なんと、SSH 接続でエラった!

Permission denied (publickey,gssapi-keyex,gssapi-with-mic).

SSH 接続は、秘密鍵格納ディレクトリ「~/.ssh」と秘密鍵「id_rsa」のパーミッションさえ注意していれば O.K. の筈なのにぃ。
上のエラーメッセージでググってみても、「パーミッションを確認しろっ!ボケッ!」とか言われるだけだし。(>_<)
ただ、ちょっと気になる記事を発見。「Fedora23 では SSH 接続で DSA が使えなくなってる」…らしい。
でも、僕のは RSA で鍵を作っている、…はず。ん!?あれ!?これ、DSA じゃん!
…つーわけで。鍵を作り直しました。んで、解決。

exFAT フォーマットの USB メモリを使えるようにする。

[root@fedora29 ~]# dnf install exfat-utils fuse-exfat

RAR 形式のファイルを解凍出来るようにする。

[root@fedora29 ~]# dnf install unrar

Shotwell をインストールする。

「Shotwell Viewer」の「切り抜き」が使いやすくて重宝していたのですが、デフォルトでインストールされなくなってしまったようなので「ソフトウェア」からインストールしました。

GIMP をインストールする。

[root@fedora29 ~]# dnf install gimp

使い方がまだよく分からないのですが、フォトショと同等の事ができるそうなので…。

AzPainter をインストールする。

Windows 標準の「ペイント」よりももう少し高機能なものを探していた時に見つけたソフトです。Windows 版を一度使ってみましたが、とても良さげだったので Fedora に Linux 版をインストールしています。

まず、必要なものをインストールしておく。(すでにインストール済みのものもありますが)

[root@fedora29 ~]# dnf install libX11 libX11-devel libXext libXext-devel libXft libXft-devel libXi libXi-devel libjpeg-turbo libjpeg-turbo-devel zlib zlib-devel gcc-c++ make

ココから最新版をダウンロード。

[root@fedora29 ~]# tar Jxf azpainter-2.1.3.tar.xz
[root@fedora29 ~]# cd azpainter-2.1.3/
[root@fedora29 azpainter-2.1.3]# ./configure
[root@fedora29 azpainter-2.1.3]# make
[root@fedora29 azpainter-2.1.3]# make install-strip

その他。

「Microsoft Office」互換の LibreOffice が入っていますが、互換と言ってももちろん違うソフトなので全く同じには使えません。例えば、関数などの書式が少し違っていたりします。
ただ、文字コードを指定してファイルを開けたり出来るので、Linux (システム文字コード:デフォルト UTF-8 )で作ったファイルを開くのには便利です。
Microsoft Office で開きたいものは、「Microsoft OneDrive」を使っています。オンライン操作なので反応は遅いですし、無料なので機能の制限もありますが、僕がプライベートで使う分には今のところ十分です。

僕のノートPC内蔵のWEBカメラは、標準でインストールされるCheeseというソフトで難なく使えました。

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