これ文字通りの「そってない」=「まっすぐ」って言う事じゃなくて、そういう意味で正確に言えば「いくらかは順ゾリ」が正常というのが一般的のようです。(というか、どうなんだろう?おそらくチューニングすると順ゾリになるけど、弦を張ってない状態だとまっすぐのような気もするんだけど?)

それと、ネックのソリのチェックの仕方もいろんな事が言われていて「いったいどれが本当なんだ?」という気もするし、あるいはみんな本当のような気もします。

前のページで書いた計測方法は、Ovationのマニュアルに載っていたものです。あらためて書くと以下のようです。

チューニングしたうえで、6弦の1フレットと13フレットを同時に押さえ、5フレット上の弦とフレットの隙間を見ます。
隙間が0.1mm~0.5mmであれば正常、明らかに0.8mm以上ある場合は順ゾリ、0.1mm以下であったり、弦がフレットに触れてしまっている場合は逆ゾリの状態。

だそうです。

う~ん、でもどうかなぁ。個人的には、0.5mmの隙間じゃ順ゾリのような気がする。てか、そもそも、目安として数字で示しているけど、調整は実際の弾き心地でした方がいいですね。数字が上記の正常範囲内であっても、3~5F辺りのポジションで押さえづらかったり、スライドしづらいようなら順ゾリぎみだと思いますわ。

で、ご存知のようにソリの修整は、ロッドをレンチで廻してします。自分でも出来ると思いますが、高額なギターだったらやっぱりプロにやってもらった方がいいでしょう。

ちなみに、アジャストロッドは、ヘッド部側にある場合でもサウンドホールの中にある場合でも、順ゾリならロッドを時計回りに、逆ゾリなら反時計回りに廻します。たぶん、この廻す方向はどのギターでも共通だと思いますが、自分でやる時はきちんと取説で確認して下さいね。



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