俺のコレクション 【エフェクター編】
NEXT CO-300 |
NEXT DS-200 |
BOSS OD-2 |
Maxon BC-9 |
Maxon PT-9 |
Maxon FL-01 |
KORG NGT-1 |
BOSS PW-1 |
YAMAHA FX550 |
YAMAHA BSP100 |
KORG SDD-1000 |
ZOOM STUDIO 1202 |
知ってます?ネクストっていうメーカー。発売元は、モーリス・ギターの発売元でおなじみ(?)の㈱モリダイラ楽器でしたが、すぐに売らなくなってしまったように思います。
性能がよくなかったのか、見た目がよくなかったのか、それとも宣伝が足らなかったのか…、はたまた全部なのか(笑)、分かりませんが。ただ、カタログ・データ的には悪くなかったと思います。
僕なんかは「コンプレッサー」=「音が伸びるー」って思ってたんだけど、皆さんはどうでしょうか?当時のエレキ関係の本にはそんな風な書き方されていたと思うんですが。
それなんで僕はてっきり「コンプレッサー」を使えばオルガンみたいに音が持続すると思ってたんですよ。
いや、ホントに。で、実際に買ってみて「えー、うそぉー。音、伸びないやん。」てね(笑)。
正確に言えば「音が伸びる」っていうよりも「音が伸びたように聞こえる」っていう事でしょうね。
ギターの音は最初の大きなアタック音の後、次第に小さく減衰していくけど、コンプレッサーは大きな入力をおさえて、小さな入力を増幅する原理なので、弦をピッキングした瞬間のアタック音はおさえられて、減衰していく音は増幅されます。つまり、全体的に均一な音量になる感じです。
それなんで「音が伸びたように聞こえる」んだよね。弦の振動自体を持続させるわけじゃないんで、音の出ている時間は同じなんだけど。
それと、ダイナミックレンジを適度に圧縮することになるので、アタック音がマイルドになるだけでなく、全体に締まったまろやかなトーンになって、コンプレッサー特有のニュアンスが得られます。
「コンプレッサー」っていう名前からして、本来は「音を伸ばす」効果よりも、このコンプレッサー特有の圧縮されたニュアンスを得る為のエフェクターだと思います。
このような音色の変化が得られるので、ハムバッキングのPUよりもシングルコイルのPUのギターに使用したほうが効果的かもしれません。しかし、コンプレッサーは入力レベルに反応するエフェクターなので出力の大きいハムバッキングPUの方がエフェクトのかかりが良いように思います。シングルコイルPUでも少し出力をブーストしてやればいいのかもしれませんが。
あるいは、エフェクター自体に入力レベルの調整ノブが付いていれば良いと思うのですがどうでしょう?デジタル・マルチのエフェクターでは入力レベルの調整が出来るのでシングルコイルPUでもコンプレッサーのかかりが良いように思います。
また、ディストーションなどの歪系のエフェクターといっしょに使ってもイイ感じの音の伸び方になりますね。
◎ボリューム・コントロール(左上):ON・OFF時の音量差をコントロールします。
◎アタック・コントロール(右上):アタック音の抑え加減を調整します。
◎トーン・コントロール(左下):エフェクトON時の音色調整です。
◎サスティーン・コントロール(右下):音量を一定に保つ範囲を設定します。どのくらいの小さい音まで反応させるかを設定する、感度調整です。
「ディストーション」は音を歪ませるエフェクターで、エレキでロックをやるんなら必需品だね。
このNEXTのディストーションは、「WAVE」っていうコントロール・ノブが付いていて、その目盛り表示には「’60」「’70」「’80」「NEXT」って書いてあります。
つまり―――「これ一台で60年代,70年代,80年代さらにはNEXT独自のディストーションが得られる!」という優れモンだー!!!…って、なんか安っぽい。
でも「えぇっ、ほんと!?スゴイ!イイじゃん!」って言って買っちゃう人が私です(^^;)。
物は悪くないですよ。特別いいとも思いませんがね(笑)。だいたい僕は、エフェクターって音を聞き比べて買わないんで、他のメーカーのがどんな音するのか知らないんですよね。このディストーションを選んだのも本当に「WAVE」っていうコントロール・ノブが付いていて、お得そうだったからですから(^o^)V。(←この顔文字、ちょっと意味不明かもしれませんが、まぁ、雰囲気モンですんで…)
一応キチンと音色の違いはありますよ。「’60」はファズ系の歪 「’70」は一般的なディストーション…なのかな? 「’80」はチューブディストーション系の歪 「NEXT」は次世代の歪!(笑) ってな感じですかね。
ディストーションに限らずオーバードライブなどでも、キレイな歪を得たければアンプのセッティングはクリーンな音が出るようにして(アンプで歪ませないで)、歪系のエフェクターで歪を得るようにした方がキレイな歪が得られますよん。
◎ボリューム・コントロール(左上):ON・OFF時の音量差をコントロールします。
◎ウェーブ・コントロール(右上):上で説明済みですが、各年代の代表的なサウンドが得られます。そしてこのノブ、連続可変です。
◎トーン・コントロール(左下):エフェクトON時の音色調整です。
◎ドライブ・コントロール(右下):ディストーションの深さをコントロールします。
僕は歪を得る時には「ディストーション」よりも「オーバードライブ」を使うことがほとんどです。
やっぱりピッキングのニュアンスの表現が「ディストーション」よりも出来るからでしょうかね。
このBOSSのオーバードライブはとても気に入ってます。キレイに、そしてイイ感じに歪みます。
「ターボ・オーバードライブ」の名の通り、「ターボ」のON/OFFスイッチがあって、ONにするとディストーションなみの迫力のある歪が得られます。
この後継機で「OD‐2R」というのも出ましたね。ゲイン・アップ&フット・スイッチでの「ターボON/OFF」が可能になってるようです。───「R」って「RACING」の「R」ですかね?思い出すなー、ポルシェ・カレラRS(アール・エス=レーシング・スペシャル)。いや、もちろん所有してたわけじゃないんですがね。若い人は知らねーだろーなー、スーパー・カー・ブーム!
試奏してみないせいでしょうか?エフェクターはほとんどがどこで買ったのか記憶にありません。まぁ、だいたいが㈱石橋楽器店だと思うんですがね。
ただ、この「OD‐2」は覚えてます。ラオックス楽器館です。なぜかといえば、安かったんですよ。発売後結構早くに買ったので、おおかたの楽器屋じゃ10~15%引きだったんですが、ラオックス楽器館だけ20%引きだったの。んで、ここでゲット。(やだねー、貧乏人はこんな事だけよく覚えてる(^^ゞ)
◎レベル(左):ON・OFF時の音量差をコントロールします。
◎トーン(左から2番目):エフェクトON時の音色調整です。
◎オーバードライブ(右から2番目):オーバードライブのかかり具合を調節します。
◎ターボ・オン/オフ(右):2種類のオーバードライブを選択するON/OFFスイッチです。
これ、コーラスです。ただ「バイモード」という事で、デュアルLFOになってます。
LFOってLow Frequency Oscilator(低周波発振器)の略らしいです。まぁ、これで音を揺らす訳ですね。
それが2つあるんで、1つよりもややっこしい(?)揺れが出来る筈です。A,Bって書いてあるのが、それぞれのLFOのSPEEDとWIDTHのコントロール・ノブを表しています。
アウトプットもデュアルで、OUTとINV.OUT(インバート・アウト)が装備されています。
OUTはドライ音+エフェクト音で、INV.OUTはドライ音+OUTで出力されるエフェクト音の逆相のエフェクト音です。
やけに重たいエフェクターです。
◎SPEED A(左上):モジュレーション用LFO‐Aの速さを調整します。
◎SPEED B(右上):モジュレーション用LFO‐Bの速さを調整します。
◎WIDTH A(左下):LFO‐Aからのモジュレーションのかかる深さを調整します。
◎WIDTH B(右下):LFO‐Bからのモジュレーションのかかる深さを調整します。
『フェイザーとは、回転スピーカーのような効果が得られるエフェクターです。』
…てなふうに、たいがいフェイザーは説明されてます。まぁその通りなんでしょうが、回転スピーカーのサウンドがよく分からんがな(笑)。
なんかもう他に書く事が無いんですけど…(^^;)。
やけに重たいエフェクターです。
(↑コーラスん時と同じコメントだぁ(>_<)。だって同じなんだも~ん(^O^)/。)
◎SPEED(左):フェイズのオート・スイープ・スピードをコントロールします。
◎WIDTH(右):オート・スイープ幅をコントロールします。
◎FEED BACK(真中):フェイズ・サウンドのフィード・バック量をコントロールします。
フランジャーは、設定によってショート・ディレイやトレモロ効果やコーラス効果などが得られる便利なエフェクターです。
しかし、フランジャーと言えばやはりジェット・サウンドでしょう。
…とは書いてはみたものの、僕はこのエフェクターに関してはほとんど使った事がありません(^^;)。
購入したにもかかわらず試奏程度しか音を出した事が無い!
だって、ジェット・サウンドを使うような曲弾かないも~ん。
よって、フェイザー同様書くことがないのでとりあえずセッティング例を…
ショート・ディレイ――DELAY-TIME以外のツマミは左に廻しきり、DELAY-TIMEでディレイ時間を設定。
トレモロ効果――SPEEDのツマミを右に廻していく程トレモロ・ビブラートのようになります。
コーラス効果――SPEED=5;REGEN=2;WIDTH=9;DELAY-TIME=8てな感じでしょうか。
ジェット・サウンド――SPEED=4;REGEN=6;WIDTH=6;DELAY-TIME=6ぐらいで。
もちろん、ジェット・サウンドを得る時にはディストーションなどの歪系のエフェクターを併用の事。
その他にもいろいろ特徴的な音が得られるエフェクターですので、好きな人はいかがでしょうか?(?)
ああ、それとメーカーによってツマミの名称が結構違うようです。僕のわかる範囲で書いてみると、
SPEEDをRATE;REGENをFEED・BACKまたはRES;WIDTHをDEPTH;DELAY-TIMEをMANUALなどと呼ぶ物もあります。
というか、僕のこのフランジャーに使われている名称を使っている物の方が少ないような気がします。
◎SPEED(左上):フランジングのオート・スイープ・スピードを調整します。
◎REGEN(右上):フランジング・サウンドのフィードバック量を調整します。
◎WIDTH(左下):オート・スイープ幅を調整します。
◎DELAY-TIME(右下):モジュレーションがかかるまでの時間調整ですが、オート・スイープのセンター周波数の調整にもなっているようです(おそらく、原理的に自然とそうなるのだと思うのですが、僕にはよくは分かりません(>_<))。右に廻すほど高い音域に効果がかかります。
ノイズゲートは、演奏していない時のノイズをカットするためのエフェクターです。
要は、音が小さくなると、ゲートが閉じて音が出なくなるというものです。
ですので、音が出ている時のノイズはカットされませんので、ゲートが開いた状態の小さな音量時にはやはりノイズが目立ちます。
でも、現在のノイズゲートはもっと高性能で、違う方法によるノイズ・カットをしているみたいですね。
コンパクト・エフェクターのメーカーとしてはマイナーですが、なぜか僕はKORG製を買ってますね(笑)。
多録(多重録音)をやり始めた頃、ノイズに悩まされて購入した物ですが、ノイズがひどかったのは録音機材のせいもあったのだと思います。
なので、始めの頃何回か使っただけで、録音機材を買い換えたりしてからは使っていませんね。
◎RELEASE TIME(左):音が消えるまでの時間をコントロールするツマミです。「0」だと、入力した音がスレッショルドレベル以下になると同時に音が消えてしまいます。
◎THRESHOLD(右):ノイズゲートが動作する音量のレベルをコントロールするツマミです。音を出さない状態でノイズが消えるまでツマミを「10」の方向へ廻しておく必要があります。
簡単です。
①RELEASE TIME「0」,THRESHOLD「0」にする。
②音を出さない状態で、ノイズが消えるまで、THRESHOLDを「10」の方向へ廻していく。
③音を出して、音が自然な消え方になるようにRELEASE TIMEを「10」の方向へ廻していく。
完了。
「ワウワウ」です。音をワウワウさせるエフェクターです(?)。
要は、トーン・コントロールの周波数を、ペダル操作によって変化させるエフェクターらしいですワ。
他にオート・ワウっていうのがありますね。
ペダル操作のかわりにピッキングの強弱によってエフェクトのかかり具合を変化させるヤツですね。
オート・ワウは、僕は使ったことがありませんが、慣れれば便利そう。っていうか、ペダル・ワウって慣れるの大変なんですけど…。僕は完全に使いきれていません(^^;)。
「完全に使いきれていない」っていうのは「完全には使いきれていない」っていうことじゃなくて「ほとんど使えてない」っていうことです(ガハハ…)。
そんな私にもかかわらず、ワウワウの代表的な使い方を分かった風に書いてみます。
①:リズム・カッティングにあわせてペダルを踏んで「チャカ・ポコ」させる。
②:フレーズにあわせてペダルを踏んでギターを歌わせる。
③:フレーズごとにペダルのセッティング・ポイントを変えて、音色のクイック・チェンジに使う。
④:ゆっくりとペダルを踏んで、プレイにうねりを与える。
…てなところでしょうか。ふ~ん、なるほど(?)。
これ、中古で買いました。御茶ノ水の下倉楽器です。たしかセカンド・ハンズだったと思います。
(セカンド・ハンズ、確かもうやってたよなぁ。そんぐらい昔の話です。もちろん、セカンド・ハンズで買ったのであれば地下にあった時です。知りませんかね、地下にあったの。)
で、それはいいんですが、中古で買ったもんで取説が付いてなかったんですよ。でも、見るからにペダルをフミフミするだけでしょ。しか~し、僕、使えなかったんですよ(>_<)。
これって、ON/OFFのスイッチがあるって知ってます?まぁ、使ったことのある人なら知ってるでしょうが、僕は知らんかったです。
スイッチがあるといっても、ペダルが兼用になってるんです。
つまり、体重をのせる感じでつよ~く(強く)踏みこむとONになったりOFFになったりするんです。それを知らんもんですから、いくらペダルを動かしてもエフェクトがかからないんですよ、ONになってないから。で、「壊れてるー!」とか言って下倉楽器に持ってっちゃいましたから(う~、恥ずかしい)。
◎RANGE(左):ワウのかかるレンジを決めます。(H・M・Lの3段階)
◎WIDTH(右):エフェクトのかかり具合を決めます。
ハーフラック・サイズのデジタル・マルチです。これは、多録をする際に面倒な配線をしなくて済むので買いました。アンプ・シミュレーターも付いているのでアンプも省けますしね。やっぱ、楽チンです。
エフェクトの種類はマルチですから主なものは入っています。ただ、ワウが無いですね。ちょっと、残念。…といっても、上で書いているコメントからもお分かりのように、僕はあんまりエフェクトを使わないですけどね。ほとんどオーバー・ドライブ+リバーブって感じです(^^ゞ。
NEXTのコンプレッサーの所でも少し触れましたが、デジタルのコンプレッサーはかかり具合がコンスタントなので結構気に入ってます。他のオーバー・ドライブ/ディストーションとかコーラスとかいったエフェクトは、アナログのコンパクト・エフェクターの音をマネしてセッティングしています。せっかくのマルチなのにジミィ~な(地味な)音を出してます(笑)。
これもベースをライン録音する際に、アンプ代わりに使いたくて購入しました。ハーフラック・サイズで、 「ギター・エフェクト・プロセッサー」と並べてラックに収めてます。
「ギター・エフェクト・プロセッサー」は、エフェクトのパラメーターがデジタル表示で、コントロールがスイッチ操作になるので感覚的な音作りがしづらいのですが、これはツマミですので音を決めやすいです。ただ、ハーフラック・サイズなのでツマミ自体が小さくて操作はしづらいです(^^;)。
写真がよく分からないでしょうが、コントロール類には、コンプレッサースイッチ,リミッタースイッチ,3バンドトーンコントロールさらに5バンドグラフィックイコライザーがついています。僕にとっては、ベース用プリアンプとして十分です。
コイツも古いですぜぇ。デジタル・ディレイが一般の人あるいは学生にも買えるぐらいの値段にまで下がり始めた頃のブツです。
周波数特性はアナログ・ディレイに迫る勢いのロー・ファイです(笑)。でも、そのアナログっぽい音がヨイですし、コントロールがツマミで使いやすいのでいまだに使ってます。
そして、当時の低価格帯のデジタル・ディレイの中では珍しかった「レック・シンク機能」なるものがついています。その効果は次の三つです。
①フレーズをくり返しプレイバックさせることができるシーケンサー機能。
②音声をレコーディングし、フットスイッチやリズムマシンなどのトリガー信号のタイミングでプレイバックさせるサンプリング機能。
③ディレイタイムの設定をフットスイッチやトリガー信号によって自動的に行なえるトリガー・オーバーダブ機能。
エフェクト・プロセッサーですので、リバーブ,ディレイ,コーラス,フランジャー,ピッチシフターなどのエフェクトが揃っていますが、僕はリバーブ用として手に入れました(他のエフェクトは他のエフェクターで得るので)。
この前に持っていたリバーブは、やはり古い物でしたのでサンプリング周波数が低く、リバーブ音が荒い気がしたので、このZOOM STUDIO 1202に買い替えました。このZOOM STUDIO 1202のサンプリング周波数は、44.1KHzです。
サンプリング周波数の違いがそんなに音に現れるのかぁー、っていうか、分かるのかぁー、って言われると非常に自信がないんですが、まぁ気持ちの問題です(^^ゞ。
使い方は、512種類プリセットされているエフェクトプログラムの中から1つを選び、そのエフェクトプログラムの特定のパラメーターをEDITコントロールノブ2つで調整して音を決めます。EDIT出来るパラメーターは、エフェクトプログラムにより異なります。
調整できるパラメーターが2つしかないので、とても個性的なサウンドを得るようなオリジナルの設定は出来ませんが、僕はこれで十分です。
ただでさえ安いことで有名なZOOMですが、僕はそれを中古で、しかもヤフオクで手に入れました。
はぃ、エピソードっていうような話ではなくて、ただ単にヤフオクで買いました、っていうだけの話です(^^;)。