俺のコレクション【エレアコ編】
Ovation 1768 |
~♪Ovation 1768について♪~
この1768は、いわゆる「エリート」シリーズの「ディープボディ」モデルの「カッタウェイ」タイプです。そしてプリアンプは「OP-24」です。
Ovationギターの特徴は、ご承知の通り「ラウンドバック・ボディ」と「ピエゾ・ピックアップ」でしょう。
特に、このエリートシリーズは「エポーレット」と呼ばれる、サウンドホールも大きな特徴になってます。
初めて弾いてみてまず驚いたのは、弦高が低い。あんまり低いんで「こんなんじゃダメだー!!」とか言って、慌ててシム(ピックアップとブリッジの間に入れたり減らしたりして弦高を調整する薄い板:1枚あたり12Fで0.39mm弦高が変化するらしい)を3枚買って入れちまいました。
それと、一番初め、チューニングするのに5弦5Fのハーモニックスを出した時、その音の伸びること伸びること、ビックリしましたが、弦高を上げたらそれほど伸びなくなってしまいました。(ーー;)
Ovationの弦高は、低い方がいいみたいです。僕のは、高いまんまですけど・・・。
音的にはいわゆるOvationの音なのでしょう。生ギターと比べてどうのこうの言うのはナンセンスだと思います。
つまり、これがOvationの音なんです。ただ僕は生ギターの「木」の音の方が好きです。
マニュアルにオベーション・サウンドの特徴が書かれていますので、そのタイトルだけ載せてみます。(1990年のマニュアルですが)
①生音のマイク通りがよい ②ダイナミックレンジが広い ③歪みがなく、音の立ち上がり(アタック)がよい ④タッチレスポンスがよい ⑤サスティーンがよく効く ⑥音の分離がよく、クリア ⑦サウンドプロセッサー(エフェクター)のかかりがよい |
まあ、結局は従来のギターよりもこんなところが優れています、という事です。
ボディをラウンドバックにして木材を使わない事で、音がこもったり吸収されたりしない為、上に書いた①~⑦のようなサウンドが得られるという事です。
僕もその通りだと思いますが、この1768はやっぱりサウンドホールがエポーレットのせいだと思うのですが、生音では音がこもります。
当たり前といえば当たり前ですが、やっぱり生ギターと鳴り方が違います。
生ギターって弱く弾いても、それなりに鳴りますが、このギターは音色自体がモゴモゴしているので、いわゆる音が抜けません。
おそらく、ハウリング対策でそうゆう音色になっているんだと思いますが(Ovationの取説には、ハウリング対策の為に生音を殺すような事はしていないって書いてあるけど)、 やっぱり普通の生ギターとはチョット違う感じ。というか、はっきり言えば、生音は良くない。けど、アンプを通して鳴らせば、流石に芯のある、バランスのいい、あのビョンビョン(?)いうオベーション・サウンドで鳴ってくれます。
このギターは、2001年7月に G Seven Guitars で中古品を購入しました。
もともとは、「デジマート」のホームページで見つけて、それから直接お店に行って買ったんです。
それなりに値段の張るギターは、実際に試奏してからでないと怖くて買えないから。まあ、よっぽどキズなんかがひどくなければ買うつもりでいたから、ちょっと弾かせてもらってすぐに決めました。
それで、このギター自体はそんなにひどいキズなんかはなかったんだけど、ケースがわりと傷んでる。もちろん、機能的には問題ないんでO.K.だけど。
しっかし、このギター買いに行った日は暑くて汗だくだったなぁ~。
はじめ弦高調整の為にシムを3枚入れましたが、弦をライトからミディアムに変更したら多少弦高が上がったので、1枚減らしました。
Neck:ふつう。
音量:う~ん、なんと言ったらいいか。弱く弾くと小さい、強く弾くと大きい。(当たり前か?!)
・Ovationの型番って、なんか規則性があるんかな?きちんと調べたわけじゃないんだけど。
僕のこのOvationは1768なんだけど、すぐ忘れちゃう。覚えにくい番号だと思うんだけど、そんな事ない?
・よく言われる事だけど、Ovationを買ってみて改めて確認できた事は「OvationはOvationであって、生ギターの代わりにはならない。」って事かな。
・なんつっても、カッコイイ!(と思います)