これはね、ギターを買う前から不安だったんだよね。
だって僕のイメージだと例えば、
《ギター弾き》---わりぃ。「A」の音をくれないか?
《ピアノ弾き》---「ボ~ン」(「A」の音)
《ギター弾き》---サンキュウ。「ポ~ン。━キュッキュッキュッキュッキュッ。」(チューニング中)
だったから、まず出来そうにないもんね。
でも僕は音叉しか持ってなかったから(当時、チューナーってあったのかな?)最初の結構長い間、いいかげんなチューニングでギター弾いてたと思うよ。
で、高2のある日「ハッ!!」っと気がついたのよ。あッ。いや、モトイ。「ピカッ!!」っと気がついたのよ。←ごめん。芸が細かくて疲れるでしょ。
実は「ぶつり」なんだけど、「物理」の授業であったのよ。正確には覚えてないんだけど、周波数が近いと「うなり」が生じるってやつ。記憶に間違いが無ければ、1秒間に1回「うなる」とその2つの周波数は1Hz違うんだ。(知ってる?)
つまり、だいたい近いところまで音程が合ってくると「ウィ~ン。ウィ~ン。ウィ~ン。」って音の「うなり」が生じて、その「うなり」がなくなれば周波数がいっしょ=音程がいっしょっていうワケ。(ちなみに、音叉に書いてある「A」は普通440Hzで「ラ」の音になります。)
だから始めに書いた例みたいに音を別々に聞いて合わせるんじゃなくて、音叉とギターの音をいっしょに出して「うなり」を聞いて合わせるんだけど、そういう発想なかったからなぁ~。
ホントこれに気づいた時には「あ~ッ!!」てな感じで、むしろびっくりしたね。僕は。…やっぱり僕だけか?
今は、初心者用のギターを買うとサービスで付いてくるのって音叉なのかな?それともチューナーなのかな?
個人的にはやっぱり、アコギのチューニングは音叉が「感じ」だと思うんだけど。