「なんか変だなぁ~」と思いながらも3,4回やってもうまく引っ掛かんない時は「今日は調子わりぃなぁ~」とか言ってただけなんだけど、チョット考えてみようと思ってサウンドホールから手を入れて飛び出しちゃうときはどんな状態なのか、うまく留まった時はどうなのかを手探りで見てみたら、なんて事なかった。絵に書いた方が判りやすいんで下図を見て下さい。(ブリッジ辺りの断面図です)
ハイ。弦のリングの位置です。
上の絵がうまく留まってる状態です。
下の絵がピンが飛び出しちゃう時で、弦を張ってくとリングがピンを引っ掛けて持ち上げちゃうんですね。
だから、リングのついてる所を少し曲げてから(引っ掛かりにくくしてから)ブリッジの穴に入れるとか、またはピンを少しだけ入れた状態の時に弦を引っ張って上の絵のようにリングをTopの裏までくっ付けちゃっておいてから、ピンを奥まで差し込むとかすればO.K.のハズです。
ちなみに、古い弦を外す時のブリッジ・ピンの抜き取り方だけど、おそらくペンチとかで引き抜く人が多いんだと思うけど、絵を見て分かるように弦のリングの引っ掛かりを外してやれば手でも抜けちゃうんだよね。
だから、弦を充分緩めてから弦を押し込んでやって、例えばリングを下の絵のような状態にしてやれば手で抜き取れちゃいます。
但し、例外あり。ブリッジ・ピンに比べてピン穴が小さいと、ブリッジ・ピン自体がきつく留まっていて、弦を押し込んでやっても抜けない事があります。